アコースティックギターの音色がとても好き☆ 日差しの強い夏の日の午後。 ひとりで路地裏の狭い道を歩いていると、上のほうから綺麗なギターの音が聞こえる。 見上げると白いビルのバルコニーでギターを弾いている人がいて その音色がパリパリと乾いているようで それでいて豊かに響いて弾けて 青空から天使が降りてくるのではあるまいかと思った。。。 という記憶があって アコースティックギターの音色を聴くといつもこの光景が浮かぶのです。 でも、これ、いつなんだろう。どこなんだろう。 ホントにあったことなのか。夢に見たことなのか。不思議。 なにか良いことがあった日の記憶だから「幸福感」に溢れているのか。 ということでギターの音がするとすぐに近寄っていくのですが、 数年前に上野公園のヘブンライブで出合ったダニエル・コフリンさんの ホールのライブに行ってきました。 力強く綺麗なギターの音にうっとり。あっという間に時間が経ちました。 十二弦ギター、すごいなあ☆ 上品な小さなきれいな音が重なって、夢みたい、天国みたいな音がする。 緊張して新曲を演奏する横顔にグッときて、刺激を受けました。 美術館いって、良い映画みて、ライブいって、 ここのところ滞って沈んでいた「やる気」がちょいと復活しました。 よかった、よかった☆ 制作が進まないと「遊んではいけない」気になって ついつい引き篭もるけど、それはあんまり良くないかも。 でも。。良くないって分かっていても、どうにもならない時もあるんだよなあ。。。くすん アトリエカラシblog版 #
by mmiizzz
| 2009-06-14 02:00
| お気に入り
久々に映画を観にでかけました。 「夏時間の庭」 オルセー美術館が全面的に協力し、出てくる美術品は全てホンモノ。とか。 と、いうと何だか格調高い芸術映画かと思うけど、 そのホンモノの絵画も、アールヌーボーの家具も、陶磁器も、 雑然と生き生きした生活の中でナンの気遣いもなく使われています。 ティーセットは楽しいお茶を飲んでなんぼのもの。 花瓶はきれいな花を生けてなんぼのもの。ですね。 たいしてドラマチックな展開はないのだけれど、 思い出溢れる家や調度品、美術品にたいするそれぞれの想いが 静かにささやかに積み重ねられていきます。 それぞれの世代や生活の中で、残っていくもの、流されていくもの。 見終わってから、考えてしまうことがたくさんあって、 それでいて心がふわっと温かくなる☆ みんなにお勧めとは言い難いけど、わたしは好き。 丁寧でリアルに作られたとても良い映画でした。 そしてなんだか心に残るのは 生活の雑音の心地よさ。 食器がかちゃかちゃぶつかる音、重たい椅子を引きずる音。 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ続く、フランス語。笑。 エンドロールの音楽が大層かわいくて、CD欲しいんですが♪ アトリエカラシblog版 #
by mmiizzz
| 2009-06-13 00:05
| 観る・読む・聴く
2度目の川村記念美術館。 都内からはちょーっと遠いけれど、とても素敵な美術館です。 またまたいつもの悪いクセで、 どうしても見たかったマーク・ロスコ展にギリギリ行ってきました。 今回のシーグラム壁画は見逃すわけにはいかないっっ。って言う割にギリギリ。苦笑。 ピカソや、シャガールやは前回かぶりつきで舐めるように見たので サラッと流し(贅沢)ロスコを目指します。 ちょっと暗めの照明の、広くて天井の高い部屋に、ロスコの大作がずら~っと。 こうして囲まれて中に佇むと ロスコを見るときに感じる目眩っていうか、気が遠くなるような感じが倍増です。 自分が何処にいるのか、今が何時なのか、 そのようなことがどんどん薄れて画面のなかに引き込まれていく。 う~ん、う~ん。気持ちいい。 ロスコの手紙の展示もありましたが、 あまりおおらかとは言えない性格だったようで。 疑い深く、しつこいです。 このシーグラム作品群の展示方法に異様にこだわっていますね。 たぶん、インスタレーションの感覚なのかな。 でも、今まで私が見たロスコの作品は 今回を除けば、たぶん彼が許せなかった展示方法だろうけど、 それでも私は充分に感動しました。 どんな環境で展示されても、ものすごく力のある作品なのに、 ちょっと心配し過ぎだったのでは。。。 もうちょっと緩く構えて、長生きをすればよかったのにね。。。 今回の展示はロスコの晩年の作品が中心で、色数が少なく研ぎ澄まされた感じ。 カラフルなものも好きだけど、しみじみ良かったです。 常々思って居るんだけど、小説家と映画監督は若いときに傑作が出る。 でも美術家はだんぜん、晩年勝負。 わたしも長生きしてがんばりましょう~ アトリエカラシblog版 #
by mmiizzz
| 2009-06-12 01:41
| 観る・読む・聴く
美術館のクロッキーで、きょうは固定ポーズだったので パステルを持って行ってみました。 鉛筆で描いても描いてもうまくいかなくて落ち込むよりも 色をつけていくと楽しい☆楽しいばっかじゃダメなんだけれども。。。 私が絵を描き始めたのは、 松濤美術館の「パステル画教室」に通ったのがきっかけでした。 それまで絵を描くのが楽しいなんて思ったことは無かったのに、 パステルは楽しかった。 そして楽しく夢中になって描いたら、誉められました。 誉められて、いい気になって、他の画材で描いたらそれも楽しかった。 パステルを試してみなかったら、今の私は無かったと。 そんなパステル、本当に久しぶり、何年ぶりかで使いました。 まあ、楽しく描いたけど。。。腕が変だな。。。肩も。。。涙 きょうは珍しく「ぽっちゃり型」のモデルさんでラッキ~☆ 均整のとれたプロポーションよりも、 ちょっと痩せてたり、太ってたりする人のほうが何故か好きです。 アトリエカラシblog版 #
by mmiizzz
| 2009-06-10 00:46
| 創る
早朝に 鳩と老人 睦まじく rango 二万坪 一角占める ブルーの主 もよおした 犬も人も 利用する 公園の 木漏れ日一点 乳母車 青芝に 対角線の 道がつき 2時ですよ 昼寝貪る サラリーマン 草?に なったつもりで 靴を脱ぐ 高麗山 若人の 公園デビューは 赤子並み 遊具事故 危惧した挙句 草野原 過開発 避難地囲む 摩天楼 緑地帯 実りし果樹に 郷里(くに)思ふ 安近短 弁当広げ アウトドア 排除され 愚痴を溢すや 青テント リード持つ 片の手提げは イミテーション? OZ3 ブランコが 小さく揺れて 月光に 人工の 自然の中にて 棲む蟻よ あの三毛は どこにいるのか 雨やまず 天からの 陽を浴びてある 木のベンチ 幼き日 通った公園 今もあり mmiizz これからのお題です。 ご参加、お待ちしてます☆ 6月14日 「天」 6月21日 「予約」 6月28日 自由題 投稿欄に掲載ご希望の方は、締め切り日の日曜日夕方くらいまでにメールで。 mizz☆snow.odn.ne.jp (☆→@) コメント欄でご参加も歓迎です~♪ #
by mmiizzz
| 2009-06-10 00:26
| 川柳
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