最近、本の仕入れを怠っていて読む本が無くなってしまった。 慌てて棚やら何やらひっくり返して探し出したのが 乃南アサ 「ライン」 チャットで知り合った人同士のあれこれ、そして殺人…というミステリーですが 何と言ってもこの文庫が発売されたのが10年前。 「パソ通」とか、「通信機能付きワープロ」とか、そんなのあったねえ~ パソコンを使っていたので自宅の電話が通じない…って、懐かしいなあ。 この小説では、自宅にパソコンがあって「パソ通」をしている人は ちょっと「変わった人」という設定になっています。 確かにそうだったかもしれませんね。10年くらい前って。 まあまあ面白い小説だったけど 「ネット」というのが、虚構・仮想であるという前提があって それよりも現実の生身の生活が大切だよ、という結末。 10年経った今でも、そうゆう考え方はありますよね。 でも私は「ネット」もまたひとつの現実だという気がするけれど。 少なくとも、ネット上の私は生身の現実の「私」だと思います。 カラシ エニッキ アトリエカラシ
by mmiizzz
| 2007-05-25 23:04
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