映画「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 観ました。 古き良きアメリカ…なーんてもちろん実物は知らないけど、きっとこんな感じ。 フィッツジェラルド劇場では、音楽ラジオ番組の生放送を何十年も続けてきたけれど オーナーが替わって番組が終わる最後の一夜の出来事。 こんなストーリー、ちょいちょいっと「感動小話」に出来そうなのに そうは問屋は卸しません~笑~ 物語のきちんとした起承転結を求める人には向きませんね。 感動にむせび泣きたい人とか、明日から頑張ろうと思いたい人にも。 でも、何かが心に残り、暖かい、ちょっと泣きたいような気持ちになります。 小さないろんな肩すかしをくらいますが 全体の雰囲気は、とてもとても「イイ感じ」です。 ブルースやカントリーミュージックが素敵にたくさん出てきて 楽しくなって歌いたくなります♪メリル・ストリープ、歌うまいです~ 歌が浮かないミュージカルとしては秀逸かも。 ラジオの生放送、そのものが面白い。 歌、音楽、群像劇がお好きな人にはお勧め。 おかしな狂言回しも出てきます。 「古いこと」が終わってしまう切なさも心に浸みます。 ちょっと私は結末はどうなるんだ、みたいな事に振り回されてしまったので そうゆうことを気にせず、もう1回楽しみたいですねえ。 起承転結など、どうでもいいのだ~ 私の好きな作家「F・スコット・フィッツジェラルド」が小ネタ扱いだった。泣。笑。 カラシ エニッキ アトリエカラシ
by mmiizzz
| 2007-03-24 21:21
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