中国、香港、台湾、日本…とアジア映画は大好きなのに 何故か今まで韓国映画の当たりに出会えませんでした。 「王の男」がちょっと良かったくらいかな。 しかし先日「クロッシング」に衝撃を受けて、 やっぱり韓国映画チャレンジするべきでしょうと。 そこで、かなーり気になってたけど二の足を踏んでた2本を観にいきました。 母なる証明 タイトルからなんとなく。。。母性愛モノかな~と思っていたら! 確かにジャンルはそうですが、圧倒的な怒濤の展開に唖然。。。。 なんだかもう、「快」と「不快」の瀬戸際あたりを攻められっぱなし。 「タダモノではない感」が満載で引きずり回された感じでした。 映像、音楽がいい☆とか ストーリーのあそこはどうなの、とか なにが主題なの、とか そんなことどうでも良い感じ。 人生の有耶無耶でどうにもならない事を描こうとする情熱に圧倒されます。 ボン・ジュノ監督恐るべし。全作観なくては。 息もできない これもちょっと勘違いしてて恋愛モノかと。 確かに「恋愛」ジャンルかもしれないけど。。。 タイトル通り、本当に息も出来ないくらい苦しい切ない作品でした。 愛、暴力、虚勢。…暴力、暴力、暴力。 赦せない、逃げられない肉親との関係。 それらをストレートに全くブレずに描き、こちらにぶつけてくる。 わたし的には「バイオレンス映画」の最高峰だと思います。 息を飲み続け、笑って、泣けて、心に大きな塊が残ります。 個展前で気持ちの余裕も無くなり、映画鑑賞もこれでしばらくさよなら~と思ったので なんとこの2本を1日で観てしまいまして。 あまりの刺激の強さに気分が悪くなってしまったほどです。 2作品とも本当に力強く、魂とか情熱の熱さを感じました。 心の未踏地にしっかり足跡を付けられた感じ。 いつの日か、私もこんな仕事がしたいと思いました。 韓国映画すごい。 個展が終わったらまた観にいこう☆ 田中みづほ展 2010年 7月20日(火)~7月25日(日) ギャラリーサロンドフルール(港区南青山) アトリエカラシblog版
by mmiizzz
| 2010-05-19 01:42
| 観る・読む・聴く
|
ファン申請 |
||