昨日の朝、テレビで「クラシック界の期待の新人」みたいな番組をやっていました。 クラシック音楽業界は最近「顔が命」みたいなことは聞いてましたが ホントに開いた口が塞がらないほどの美貌の3人でしたね。 天は2物も3物も与えてます。 その中の一人のピアニスト。 美青年。高身長。ラフな髪型。Tシャツ。手首にタトゥー。 そして演奏はショパンの「ピアノソナタ第2変ロ短調」 いわゆる「葬送行進曲」です。 なんかやり過ぎかなあ。クラシックファンは増えそうだけど。 どこか一箇所、直球ストライクなほうがいい感じがしました。 葬式の曲じゃなく、リストでもカマシテ超絶技巧を見せ付けてみるとか…。 正装だけど鼻ピアスとか。 さて夕方からは友人が主宰しているガムラングループの公演にいきました。 ガムランはインドネシアの民族音楽です。 ほぼ毎年行っているのですが、毎回本当に気持ちイイ。 永遠に続くのか~!と思われるシツコイ旋律の繰り返し。 でも気付くといつのまにーか、リズムの速さや音階までもが変わっている…。 色々な重さや響きの音が、それぞれに離れたり寄り添ったりして 色々なリズムや音程が、離れたり寄り添ったりして やわやわと繭のように包まれていくのです。 自分の中でピシッと調律されて張っていた糸が緩んでいくような。 不思議な気持ち良さです。 最後の曲はどこか「宴会風」 手拍子が思わず出ちゃう楽しいノリのいい曲で 派手に女装したインドネシア人の舞踏家がホイホイ踊ります。 なんとなーく酔って騒いでるような雰囲気なのに… その舞踏家がめちゃくちゃに上手なので緊張感がちゃんとあって 楽しいだけじゃなく「上質なものを体感した感」が残るのです。 うーん、やっぱり基本技術は大切だな。私もがんばろう…。
by mmiizzz
| 2006-05-22 06:32
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