突然『詩』に目覚め、アメリカやイギリスの詩集を読んだ後には、 やはり日本語で創作されたものがしっくりくるなあと、 最近は国内現代詩がお気に入り。 で、古本屋でも詩集が売ってるとついつい買っちゃうんですよね。 良い詩集って、ホント惚れ惚れしちゃう。 選び抜かれた言葉、それに合わせた丁寧な装丁。 大抵が小ぶりでそれも愛おしい。 が。ここで問題が。 出版物というのは大量生産品だけど、 こんなに心を込めて、隅々まで気を配って作られたものを 読み終わったからといって捨てるわけにはいかない。断じて捨てられない。 良い詩集なのに、ページを開いた形跡もなく古本屋にあったものなど 謹呈本だったのかなあ。。。などと考えてしまって 「よお~し。私が救済してやるぞっ」なんて買ってしまう。 そして…どんどん増えていく…。 こうして何があっても捨てられないと思うものをどんどん買うって 嬉しいとともに辛いです。 そして。こんなものも見つけちゃう。 見つけちゃったら買うしかない。 買ったら捨てられない。 この「大地と呪術」なんて、1969年発行で責任編集者岡本太郎ですよ。 写真も多くて読み応えもあって、とても良い本です☆ ああ。 エンターテイメント小説をポンポン買ってどんどん読んで捨ててた頃は気が楽だった。 アトリエカラシblog版
by mmiizzz
| 2010-04-18 01:19
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